2023年11月3日更新!「よいミルク」と「安さ」を追求するというページの性質上、価格チェックは自動更新、気になる変動があれば調査してリライトしています。お気に入り等に入れて時々チェックされることをおすすめします。
このご時世なので、まとめて8缶買いも必要かもしれませんね。
商品名をクリックすると最安商品のページへ、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングをクリックすると商品一覧のページにリンクしています。
粉ミルクを安くお得に買う方法を検証した結果、上のような結論が出ました。この点についてここからじっくり説明していきます。
粉ミルクの種類は豊富です。大手メーカーを比較して、どこのメーカーが安いのか、どの店が安いのか、安く買う買い方はあるのかといったことを調査しました。また、まとめ買いをするなら徹底的にお得を追求しましょう!
粉ミルクは9ヶ月くらいまでが特に高くてその後は値段が下がります。ところが今度は飲む量が増えていきます。 粉ミルクのお得な買い方を知ればかなりの節約ができ、服やおもちゃなど同じ時期に必要なものにお金を回すことができます。
実は、同じメーカーの同じものが、お店によって価格が異なるというのも粉ミルク。同じものだからこそできれば安くお得に買いたいですよね。私は今回、粉ミルクで4人を育てた経験をもとに大容量でお得な粉ミルク&安定して安い店を紹介します。
粉ミルクは、家計とも相談して選ぶ
粉ミルクはメジャーなところで6種類、吐きやすい子、アレルギー対応食などを加えていけば家計とよく相談して選ぶことが大切です。値段の高い方が子どもにとって何かしらよいと思って無理をしていくと、どうしてもエンゲル係数が高くなってしまいます。大人の食事だってそうでしょう。大事なのは成長に必要な栄養が過不足なく摂れること。我が家では手ごろな値段のメーカーを選びましたが、もちろん元気に育っていて、長男はリレーの選手にもなりました。
よいミルクって何かしら?味?栄養?
安全については日本のミルクなら大丈夫よね。
違いって何かしら。
産院で使っているミルクが一番では?
ビーンスタークのつよいこ、森永のE赤ちゃんなど、産院では高級ミルクを使っていることが多く、私もメーカーの促進販売を見ると「やっぱり高いほうがいいのかしら」と思ったものです。でも、日本のミルクメーカーはどこもしっかりしています。それに、産院とメーカーの関係もありますから、産院が定価で仕入れているとも思えませんよね。そう、宣伝ですよ。動物病院の試供品や、旅館のお菓子も一緒。病院にあれば体によいものって思うし、実際においしいって思えば後からもっと買ってもらえる。特に子育てが初めてだったら、ミルクの作り方も同じ方が安心。だから、「産院で使っているからきっといいものだ」って鵜呑みにするとそれはメーカーの思うつぼ…。
では、何の差で決める?
冷静に考えると、どこも赤ちゃんのことを考えて研究されていて、大切するポイントが違うだけなのです。健康に関してはもちろん問題ありません。だから、どのミルクでも安心して飲ませることができます。となると、やはり大切なのは家計とのバランス、続けて与えられるかどうかです。大人でいうなら、健康安全で栄養価も高いオーガニックな食事を毎日したいところだけど、現実にそんなことやっていたら家計がもたない。スーパーの安いブレンド米でまあいいか、ということになりますよね。あとは自分(保護者)が納得できるかどうかです。赤ちゃんも同じです。できる限りのことをしてあげたいけど、それで家計が苦しくなるなら違う方法を考えても構わないと私は思っていますし、そもそも高いミルクがよいものとも言い切れません。ということで、1つ目の結論!
栄養、価格など、選ぶ視点はいろいろあると思いますが、国内の有名メーカーならばOKとし、その中で安いものを選んで買っていました。2番目の子供は早産で生まれて心配しましたが、安いミルクを与えて育てても、今はでっかく健康に育っています。好き嫌いもありません。何度も言いますが、ミルクの違いで現れる成長の差はわかりません。それ以外の要素が大きいのは当たり前ですよね。
粉ミルクが安いメーカーはどこ?
では、どのメーカーのミルクが安いのか比較してみます。有名なショップを3つほど比較するとだいたい傾向がつかめますよね。
粉ミルク価格比較(800g~850g缶)
アカチャンホンポ | 生まれたての赤ちゃん (乳児用ミルク) | 少し育った赤ちゃん (フォローアップミルク) |
雪印 ビーンスタンク | すこやかM1 2,242円(800g) | つよいこ 1,624円(800g) |
雪印 メグミルク | ぴゅあ 1,685円(820g) | たっち 1,348円(850g) |
森永 | はぐくみ 2,245円(810g) E赤ちゃん 2,960円(800g) | チルミル 1,625円(820g) |
和光堂 | はいはい 1,779円(810g) | ぐんぐん 1,401円(830g) |
明治 | ほほえみ 2,550円(800g) | ステップ 1,728円(800g) |
グリコ | アイクレオ 2,654円(800g) | アイクレオ 2,118円(820g) |
数年前までは「和光堂」だったので、我が家にははいはいの缶がたくさんありますが、現在粉ミルクが安いところは、大手乳製品メーカーの雪印メグミルクでした。
粉ミルクはどこで買うのが安い?
先ほどの表の通り、通販サイトを比較して、今一番お得だと思うのはサンドラックです。念のため、一番安い雪印ぴゅあと雪印たっちの表を作りました。一目瞭然です。
雪印ぴゅあ(820g) | 雪印たっち(850g) | |
サンドラッグ | 1,580円 | 1,230円 |
アカチャンホンポ | 1,685円 | 1,348円 |
爽快ドラッグ | 1,925円 | 1,620円 |
サンドラッグは、お店のホームページで購入しても、楽天のサンドラッグで購入しても値段や送料の扱いは同じだったわ。
楽天ショップのサンドラッグで楽天カードを使って購入すると、楽天のポイント2倍に加えキャッシュレス還元もありますよね。しかも3,122円以上で送料無料だから、ミルク缶を2缶くらい買えばそれもクリア。仮に数十円の差なら、近所で現金で買うよりもキャッシュレス還元&ポイント&送料無料のネットショップが安くて確実でお得だと思います。子育て中に重いミルクはできれば家まで届けてほしい…、ちょっとわがままな希望のようですが実現しちゃいましたね。
雪印たっちは同じ楽天市場のソフマップも安いわ。でも、サンドラッグと同じ値段までだったわ。
まとめ買いはお得なのか
では、粉ミルクのまとめ買いについて考えてみましょう。1カ月のミルク消費量は4缶~5缶は確実に消費しますのでまとめ買いをしたくなりますが、本当の「お得な買い方」について考えます。
2缶パックはどのメーカーも出しています。おまけもついているのでお得のようですが、実際はどうなのかしっかり検証しました。
2缶での比較
2缶の値段です。( )の中は2で割った1缶当たりの値段です。
雪印ぴゅあ (820g×2) | 雪印たっち (850g×2) | |
トイザらス・ベビーザらス | 3,189円(÷2=1,595円) | 2,539円(÷2=1,270円) |
ソフマップ楽天市場店 | 3,412円(÷2=1,706円) | 3,002円(÷2=1,501円) |
価格コムと楽天市場で検索した結果の最安値はトイザらスでした。ぴゅあは2缶で3,189円だから1缶あたりで1,595円です。なんと!サンドラックで1缶1,580円のものを1個ずつ買った方が安いではありませんか・・・。まとめ買いはお得という通説が崩れます。ちなみに、トイザらスは税込み6,900円以上で送料無料になるので2セット買っただけでは無料にはならず、最低でも3セット、または2セットと何かを買うことになります。追加で買い物をしたくなるような絶妙な価格設定です。
4缶以上ではどうなのか?
やはり安定して安いのはサンドラッグ。いやいや。いやいや。そんなはずはない!もっとまとめ買いをしたら安いはず!そこで、4缶以上の価格も調べました。8缶はいわゆる箱買いですが…。
雪印ぴゅあ (820g) | 雪印たっち (850g) | |
ケンコーコム 8缶 | 13,278円(÷8=1,660円) | 10,800円(÷8=1,350円) |
エナジードラッグ 6缶 | 12,480円(÷6=2,080円) | 9,900円(÷6=1,650円) |
1缶あたりの値段が1,580円を下回らないわね。ということは、粉ミルクはぴゅあもたっちもサンドラックで1缶ずつ買うのが一番安い。でも、まとめ買いをしたらおまけがもらえるわよね。そこも考えないと。
雪印ぴゅあ (820g) | 雪印たっち (850g) | |
ケンコーコム 8缶 | 13,278円 | 10,800円 |
サンドラッグで1缶を8個 | 12,640円(1580円×8) | 9,840円(1,230×8) |
サンドラッグで8缶買った時の値段と比較してみます。このまとめ買いで考えてみると、ぴゅあの場合で638円の差。638円を超えるおまけがもらえているかどうかでまとめ買いの方がお得かどうかとなりますね。しかし、おまけについての記述はお店にはありません。おまけが無いなら文句なしでサンドラッグの方がいいですね。雪印たっちはおまけがついているけど、ケンコーコムとサンドラッグでは960円の差があります。おしりふき4パックを960円で買うかっていうと私は買いません。だって、3個入りパックで最安値は300円くらい。お得とは言えないわ。消費者心理をくすぐるおまけって怖いわね。
おまけに惑わされないで考えると、まとめ買いより1個買いの方が安いなんて…。うそ、うそよね!でも、比較した結果は以上の通りだったのです。
粉ミルクの最安値を見つける方法
当サイトの情報は定期的に更新していますが、自分のでも確かめたいという方は次のようにしてみてください。この記事を読まれた方は、雪印のぴゅあ・たっちが安いことはお分かりいただけたと思いますので、そこがスタートラインです。
楽天市場で「ぴゅあ」や「たっち」を入力して安い順に並べます。
価格ドットコムでも同じことをします。
価格コムで調べても、サンドラッグは上位に来ませんでした。価格コムが常に最安値をたたき出せるかというとそうでもありませんし、楽天市場にない最安値を出すこともあります。この2つのサービスはチェックするようにしています。
また、ご近所のお店で買われる場合、ポイントも考慮して税込みで1缶あたり下の値段より20円~30円以上安ければ買い!になります。もちろん、キャッシュレス決済ができるお店の話ですので、現金のみのお店であれば下の値段より100円以上安い場合は買い!です。それ以内の安さであれば、還元やポイントでトータルの値段が逆転されてしまうのでお得とは言えませんよ。この値段を頭にいれていざ近所のお店にいってみましょう!
雪印ぴゅあ(820g) | 雪印たっち(850g) | |
サンドラッグ | 1,580円 | 1,230円 |
最後に、時々の話ですが、期間限定で賞味期限が間近な粉ミルクが時々出ていることがあり、運がよければ安く買えます。賞味期限が間近といってもだいたい3か月くらいは飲めるものが多いので、問題なく使っていました。検索キーワードは「在庫処分」「賞味期限」です。「わけあり」「缶にへこみ」「へこみ」「缶つぶれ」で検索できる場合もあります。こちらは人気があってすぐに売り切れるので、時間がある方はこまめにチェックしてみるといいですよ。ただ…激安といっても100円も200円も安いかといえばそこまでの差はありませんし、100円安かったとしても還元を考えるとそこまでの差になりません。労力を考えると微妙です。我が家は安定して安いところを定期的に見直して使ってきました。
最大限お得に買う方法(ポイント&キャッシュレス)
キャッシュレス決済
現在、キャッシュレス決済を普及させるためにポイント還元をやっていますよね。PayPayが有名ですが、それに限った話ではありません。クレジットカードもちゃんとキャッシュレス決済です。ただ、カード会社や取扱店舗によって条件がある場合がありますので、その点はちょっと注意が必要ですが、基本的には大丈夫です。
さて、育児中には避けられない出費がたくさんありますよね。我が家は一時、年間10万円近く紙おむつを買っていました。ゴミも出ますから大変でしたよ。同じだけ支出するのなら少しでも得をする方法がないかと考えたとき、やっぱり思い浮かぶのはカード払いでした。
汎用性のある楽天市場のポイントがお得
楽天市場のポイントは1ポイント1円で使えます。ポイント制度としてはかなりの高還元率で使い勝手がいいと思います。それをさらに充実させるのが「楽天カード」です。
楽天カードは年会費が無料ですし、新規入会と利用でもれなく5000ポイントがもらえます。それに、楽天市場の買い物を楽天カードで決済すればポイントが2倍たまります。
先ほどから紹介しているサンドラッグの楽天市場店。楽天カードで決済すれば今のところ最強。楽天イーグルスやヴィッセル神戸が勝った翌日に買い物をすればさらに期間限定のポイントももらえます。期間限定といっても、期間内であればお金と同じように使えますからね。キャッシュレス還元もあるし…ここまで考えると文句なしではないでしょうか。
最後に、粉ミルク代は1か月にどれくらい節約できる?
粉ミルク代はどれくらいになるのか考えたことがありますか。これから子育てを始める方にとっては気になるところですね。ざっと見積もるとですが、完全ミルクで6か月くらいの赤ちゃんの場合、週にだいたい1缶くらい飲みます。もちろん月齢や飲みっぷりによっても変わりますが、1カ月に4缶飲むと思っていていいと思います。
1缶あたり2,500円のミルクならそれが4缶。つまり1ヶ月で10,000円になります。
まぁ、うちの1ヶ月のお米代より高いわね。娘たちは大丈夫かしら。
このサイトで検証した最安値はサンドラッグの「雪印ぴゅあ」なら1580円。「雪印たっち」なら1,230円でした。いかがでしたか?今までより500円安くなるのなら1ヶ月で2,000円、1年間で12,000円の節約です。ミルク代の節約っていうひびきはよくないですが、今回は全く同じものを買う場合の話ですからね。この差は大きいね!このお金を他のことに使ってあげられるよね。
節約・お得に興味がある方は次の「ふるさと納税」についてもご覧ください。難しそうと敬遠している方にとってはご参考になると思います。
ここまでまとめたように、まとめ買いや箱買いが安いという思い込みや、訳あり商品を探す費用対効果を本気で検証した結果、本当に安いところは意外に1個ずつ買う場合だったりします。調べないと分からないことですよね。それに、現金払いが安心と常に現金一括払いをしていたこともありましたが、同じ商品を買うのに損ですよね。実は夫はマイルを貯めるのでマイレージカードで決済していましたが、これも徹底的に検証した結果、時と場合によることが分かりました。結論から言えばミルクは「食費」と考えられるので、家計全体を考えるなら楽天市場で楽天カードを使って決済してきた我が家はよかったかなと思えています。