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羽仁もと子案家計簿を10年つけて分かったこと

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 収入を増やすことが難しい今の時代、無理なく支出をコントロールすることが大事ですよね。書店には色とりどりの手帳が並び、その隣くらいに並ぶのは家計簿。「無理なく続ける」ために試行錯誤されていて、レシートを貼るタイプや手帳と一緒になったタイプなどいろいろあります。私は約10年前から羽仁もと子案の家計簿をつけています。

 さて、書店でもよく見かけるこのデザインの家計簿。もう100年以上の歴史がありますが、デザインもしばらく変わらないままで古風な見た目ですね。だからこそ難しそう…。実際はどうでしょうか。さっそく、この家計簿の付け方や、家計に対する考え方について紹介します。

羽仁もと子案 家計簿は難しいの?

 私は通称「友の会」とよばれる「婦人之友の読者会」に入って、家計簿のつけ方や家事全般のことを学びました。私は細かいことが大嫌いで、今までは日記やお小遣い帳など長続きしたことがありませんでしたが、なんとこれが10年も続いています。家計簿そのものは写真の通り、見た目は全然かわいくもないし、最初は慣れなくて難しかったです。でも、実際に使ってみると、使っていいお金といけないがハッキリと分かるので衝動買いが減りましたし、夫が急にお金が必要と言い出しても潔くパシンとお金が出せるようになりました。

実際に難しいと感じる点

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10年使ってみて言えるメリット

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始めるならいつからがいい?

「羽仁もと子案家計簿」の付け方を簡単解説

考え方はズバリ!年収を12で割って1カ月に使えるお金を割り出し、食費などの項目別に予算を立てます。そして当座帳に日々の買い物を書いて家計簿に書き写し、月末に集計を出して予算と比較します。

年間予算を立てる

 この年間予算がこの家計簿の特長です。最初に紹介したように、まず前の年の収入を12で割ります。例えば年収360万円の家庭ならひと月あたりの予算は30万円になります。そこから社会保険、税金、生命保険や貯蓄などを引いた額が、ひと月あたりに使っていいお金(羽仁もと子案家計簿では「純生活費」といいます)です。
 そしてこの純生活費を食費や光熱費、衣服費などの12の費目ごとに振り分けます。食費の立て方が独特で、性別、年齢によって食費の目安が計算できます。

年間予算をたてるときのポイント

 10年間使ってきて…

 私が使っている羽仁もと子案家計簿は当座帳と家計簿の2冊で1セットです。毎日買ったのもを当座帳に記入して、家計簿に住居家具費、光熱費など費目ごとに書き写します。そして月末締めで集計して、予算通りに暮らせたかどうかを振り返ります。私は詳しくないのですが、多分簿記もこのような流れでしょうか?写真1枚目が当座帳、2枚目が転記済みの家計簿です。

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半期にあたる6月に中間決算を出して見直す

 家計簿の巻末についている「収支年計表」を見ると、6か月の合計、平均を出す欄がありますので、それを使いましょう。

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 いかがでしょう?ちょっとめんどくさい気もしますが、100年以上の歴史がある家計簿だけあってその作業に意味があります。

予算オーバーは悪ではない

 そもそも「予算」がなければそれ以上にお金を使っている可能性がありますし、必要なものを購入したうえでのオーバーであれば、予算の立て方を見直すことも必要です。生活を切り詰めて生活の質を落としてまで支出を減らすことが目的ではありませんよね。だから、予算オーバーは…

長続きの工夫は「書く」という手間を省く

 さて、家計簿でも日記でも「溜めると大変」→「続かなくなる」→「挫折」のサイクルがよくあるパターンです。これを避けるためには溜め込まない工夫と、万一滞ってしまってもすぐに脱出するような工夫をするとよいということが分かりました。私の考えた工夫は「書く」という手間を省く工夫です。

毎月支払う費目をあらかじめ印刷して家計簿に貼る

  羽仁もと子案家計簿をつけて10年目になりますが、いまだに毎年挫折しそうになっています。1月、2月の気合の入っているうちはいいのですが、3月4月の多忙で出費の多い時期にレシートを貯め、子どもは暇で主婦が超忙しの夏休みにはアップアップ。年末の決算は年内に片付かず、1月半ばを過ぎてからもうやっつけ仕事で終わらせるのが常となっています。これじゃいけませんね。

 羽仁もと子案の家計簿は本当は毎日きっちりつけるの理想だけど、今年はまず家計をラクにつける工夫をしようと思います。理想とは違うけど、1週間に1度、最低でも10日に1回まとめつけする。レシートをたまるにしても、記帳しやすいように並べておくなど、じぶんのやりやすい方法でやる気を維持できるように考えていきます。 

 私は悪筆なうえに書くのが遅いので、できるだけ手書き部分を減らしたいと思っています。給食費、幼稚園の月謝、家や車のローン、パソコンのサーバー代など、毎月必ず支払う支出を書き出すのがめんどくさいと思っていたので、エクセルで表を作って印刷し、家計簿に貼れるようにしました。金額が決まっているものは記入、決まっていないものは空欄にしています。
 ↓ 自分用に作ったので見にくいですが、参考になれば嬉しいです。

キャプチャ

印刷して切り取って住居・家具費に貼り付けてみると、こんな感じです。すっきり。

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 去年の家計簿はこれらをすべて手書きしていたのですが、比べてみるとほら、すっきりした見た目になりました。書き忘れも防げて一石二鳥。時間短縮、やる気もアップします。

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 小さなことですが、これで今日も家計簿挫折から少しだけ脱却できました♪次回は記帳と転記を簡単に済ませるための工夫について考えてみます。

 羽仁もと子案の家計簿を使って6年目の私ですが、あまりにも続けられないので、今年は完璧じゃなくてもいいから自分なりにつけ続ける工夫を考えました。今回は記帳と転記を簡単にする工夫についてゆるく考えます。

レシート貼り付けOK、1日の副食物費の合計をメモしておく

費目ごとに細かく記帳→転記 これが挫折の第一歩?

 いろいろ考えて、買い物数の多いときは当座帳にレシートを貼って、費目ごとに出費金額をメモすることにしました。欄外、日付の下の余白には、その日にかかった副食費の合計を書いておく(下の写真の右側の赤丸部分)。これだけやっておけば転記の作業もサクサク進みますね。 

 羽仁もと子案の家計簿は、会社の経理のように、毎日の支出を書く「当座帳」から「家計簿」に費目ごとに転記をして、月末締めで集計します。記帳は毎月できるのですが、転記と集計するの苦手なんです。何とかして作業を簡単にできないものか。

 ↓去年の当座帳。汚くて見にくい。これではやる気も減りますね。

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1円単位の支出を副食物費で調整して、他の費目は10円単位にしてみた。

そして、1円単位の支出は副食物費で調整して、その他は10円単位でまとめることにしました。消費税が外税で表示されるときに特に効果的です。

↓写真で見るとこんな感じ。青丸で囲んだ部分が「チ=調味料費」赤丸が「フ=副食物費」です。

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 上段2つのバーモントカレーは、本来なら税込みで341円だけど、1円単位は四捨五入して340円。ヘルシーべジオイルはだいたい300円。アマシオヤキシオ?410円くらいか?これで調味料費は約1050円。それで、合計の2363円から調味料費の1050円を引いたらだいたい1313円。これで全体の支出は帳尻が合います。

いざ転記、集計。果たして効果は?

 当座帳から家計簿に転記しました。去年の家計簿(写真右)と比較してみると、あらすっきり。これなら計算しやすいわ。月末の決算も抵抗なくできそう。やる気が落ちないですみますね。おかげで私は今年の1月決算は無事集計できました。あ!そういえば予算立ててなかった!次回は予算の立て方について考えてみます。

10年間羽仁もと子案家計簿をつけて気が付いたこと

家計簿は将来に活かせてこそ意味がある、同じものを長年使い続けるべき

 7年前に結婚して初めて家計簿をつけるようになった私。それまで親元で同居していたのと、田舎の農家、持ち家暮らし、訳あって電気代や水道代も安かったので、世間一般に生活感が全くなく、家計簿をつけることにものすごく苦労しました。自分なりにノートに項目を作って記入しても続かない、年末の主婦雑誌の付録家計簿を使っても赤字続き、レシートを貼るだけの家計簿を使ってみても何となく家計に活かせていない感じがしていました。今思えば、年間予算をしっかりてていなかったから、年末年始などの大きな出費で赤字になって嫌気がさして挫折したんでしょうね。それに、毎年必ず違うやり方で家計簿をつけていたから、後になって見直してもピンとこず、来年の暮らしの参考にならなかったんですね。

羽仁もと子案家計簿はめんどくさいけど、家計を把握しやすい

 今年で家計簿5年目です。最近来年の予算を立て始めました。今でこそ何とか自分でできますが、最初の年はどの費目にどれくらいお金を使っているのか全く分からず、予算なんて全然立てられませんでした。我が家の生活を把握していなかったんですね。しかし、偶然立ち寄った全国友の会の「家事家計講習会」で予算を立ててもらい、試行錯誤を繰り返して、やっと今予算立てが楽しくなってきました。

 …って、こんなことを書くとまるでデキる主婦のようですが、いやいやそんなことはありません。私も今年もまだ収支を出していない月が3か月もあり、家計簿が滞っています(><)レシートなんて下の写真のようについこの間までたまり放題だったし、子育てに追われて記帳と転記なんて10日に1回まとめてつければいいほうです。ああ、ダメ主婦だ。

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 ホントは計算が苦手だから、できればラクして家計を把握したいのですが、やはり時間をかけて家計簿と向き合った月には無駄な出費が無く、シンプルに心地よく暮らせることができます。逆に、家計簿をつけていない月は、冷蔵庫の食材をムダにしてしまったり、つい不要なものを買ってしまって赤字になります。

1年を通した予算を立てると、家計簿が続けやすくなる

 羽仁もと子案の家計簿を使って予算を立てると、ボーナスがある月に浮かれてつい衝動買いすることも無いし、3月、4月、12月など支出の多い月でも後で挽回できることがわかっているから、「こんなに多額のお金をつかっていいのかしら」とドキドキヒヤヒヤしなくてもすみます。思えば主婦雑誌の付録家計簿はだいたい年末の出費の多い時期に出ますから、以前私はいきなりの赤字に挫折したんですよね。  

まとめ

 羽仁もとこ案家計簿は手間はかかりますが家計の弱点が把握しやすく、結果を翌年に活かしやすい家計簿だと思います。ただ、慣れるまで時間がかかり、家計簿の良さを実感するまでに挫折しやすいです。多分、書店でいきなり買って自分でつけようとしても付け方がわからずできないと思います。婦人之友社発行の「婦人之友」、「かぞくの時間」という雑誌で定期的にわかりやすい特集組んでいるのでそちらを参考にするか、NHKあさイチのスーパー主婦でおなじみの「全国友の会」に問い合わせると、いろいろ相談にのってくれますし、家計簿をつけ続けるモチベーションが保たれます。

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